2016年8月に行った「コスタビクトリア号」のサマークルーズの乗船記をお届けします。
さて、このコスタビクトリア号、2017年現在では日本には来ておらず、かわりにコスタビクトリアより小さい「コスタネオロマンチカ号」が就航している。
このクルーズは、舞鶴(京都)~金沢(石川)~境港(鳥取)~釜山(韓国)~博多(福岡)~舞鶴(京都)~・・・・とぐるぐると各港をめぐり、それぞれ港で乗客が乗船・下船を繰り返している。
我々は、舞鶴港から乗船。舞鶴港では、駐車場が無料で利用できるため、車で向かう。荷物を事前に送らなくてもいいので、とっても楽。
途中、天橋立でもゆっくり観光しつつ向かおうを思っていたら……。
娘が「早く船に乗りたい!!!」と泣き出す。
そんなにクルーズが好きだったのか??それとも早くキッズルームで遊びたいのか?
まだ幼児なのにすっかりクルーズの魅力に取り憑かれている我が娘……、どんな大人になってしまうのだろう?
というわけで、結局観光もしないまま、舞鶴港へと向かった。
舞鶴港の周りは駐車場以外とくに何もない感じ。駐車場は広々していて、スペースは十分。
駐車場から5分ほど歩いて、乗船受付へ。
ダイヤモンドクルーズとちがって、乗客が分散しているため、そんなに待たずに乗船できた。受付もこじんまりとしている。
出港は22時だが、受付は17時からと案内に書いてあったが、もっと早く着いても乗船できた。
夕食は17時半からだったので、部屋に行ってすぐに夕食会場へ。
その後は恒例の避難訓練。
ダイヤモンドクルーズとは違い、すごくゆるーい感じの避難訓練だった。
それから、キッズルーム「スクウォッククラブ」に子供の登録にもいった。こちらもダイヤモンドクルーズとは違い、登録がとっても簡単。(ダイヤモンドプリンセスは登録にも時間がかかった)
3歳以上から登録ができる。(6階にあった)
ちなみにその日は、「浴衣パーティ」といって浴衣着用が推奨されている日だった!
だが……、周りにはほとんど浴衣の人がいない……。
せっかく一式持ってきたので着替えるが、ほとんど自己満足の世界。持ってこなくてもよかったかも……重たかった……)縁日ナイトは子供が浴衣を着るくらいで十分な気がする。浴衣を着てとりあえずデッキへ。とくに盛り上がりもなく、終了。
というわけで翌日は金沢に到着!
こちらは東京方面からたくさんのお客さんが乗船してくる。舞鶴よりたくさんの人が乗ってくるそう。そういえば、舞鶴で乗船した時、船の中は比較的空いていたように思う。
金沢の名所はいろいろあるが、以前にも何度か訪れたこともあるし、暑いし……というわけで、船の中にのこってのんびり過ごすグループと、観光に出かけるグループに分かれた。
観光にでかけた家族はバスに乗って兼六園などを見に行ったそう。
(本当は白川郷へ行くオプションツアーに参加したかったのだが、人気のため満席だった)
船に残った私たちは、がらがらの船のなかでのーんびり。レストランもガラガラで快適!
娘は早速プールに。
しかーし!
コスタビクトリアのプールはなんと海水!(ダイヤモンドプリンセスは真水だった)
しょっぱくて泳げたものではないらしく、早々にプールから上がっていた。
レストランは空いているし、まったり過ごせるが、残念なのが、船室の映画が全然充実していないところ!
船の中にのこっても結構ヒマ!催し物もそんなになかった。
さて、この日の夜はホワイトパーティ。
全身をホワイトにしてディナーに繰り出す……が……
みんなあんまりホワイトじゃない!!!!
女性はさすがに白いワンピースが多かったが、男性にいたってはチェックのシャツあり、普通のカジュアルな感じあり(色自由)で、ホワイトはいったいどこに????
せっかくのホワイトパーティ、さすがに全身ホワイト(靴まで)は難しいにしても、せめてシャツくらいホワイトにしたらいいのに……。
ディナーの会場。6人グループだったので1テーブル。
コスタビクトリアの食事は、事前に調べたところ評判があまりよろしくなく(給仕が遅すぎるとかまずいとか……)心配していたが、意外においしいじゃないの!
やっぱりイタリア料理にはずれなし。
素材は高級ではないが、おいしく料理されていて、美味!
これなら満足!
ホワイトパーティのイベント(があったのかどうかもよくわからないが)には参加せずに、船のショーに向かう。
コスタビクトリアのホールはこぢんまりしていたがその分、舞台が近い感じ。
専属の歌手やダンサーもいる。(若くて可愛かった)
だがショーとしては、やはりダイヤモンドクルーズには劣る感じ。でもそれなりに楽しめた。
船は翌日、鳥取の境港へ寄港する。