今年（２０１７年）の10月から、神戸市の母子手帳が、ファミリアになるらしい！！
（表紙や中身のデザインをファミリアが担当）
さすが、神戸！
さすが、ファミリア！！
うらやましすぎる！！！
というわけで、現在こよなくファミリアを愛する私であるが・・・・
まだいたいけな少女だったころ、祖母が買ってくれたファミリアのコートを着せられた私はこう思った。
「なにこれダサい！！」
赤・緑・紺のいわゆるファミリアチェックのコートで、現在写真を見てみると、とってもお上品でかわいらしい（コートが）。
そしてこのコートは私が着たあと、いとこ（姉）、いとこ（妹）と三代にわたって、まったくくたびれることもなく愛用されたのだった。
さすがファミリア！
もしかして今までとっておいたら、私の娘も着られたかも！
というわけで、ショッキングピンクや過剰なフリルを愛したセンスの悪い少女時代の私には、ファミリアのすばらしさはわかるはずもなかったが、いま、母親となり、私の「ファミリア愛」はますます深まっているのだ！
関西では出産祝いでもファミリアが定番な印象。上品なデザインと淡いパステルカラーの優しい色使いで、特に祖父母世代からの支持率はかなり高い！
NHKの朝ドラ「べっぴんさん」で、注目度もあがったと思うが、東京などでは関西ほど熱烈なファンは少ないのかも。
しかしあの芦田愛菜ちゃんが、小学校のサブバッグとして使っていたという「ファミリアのデニムバッグ」は、一度は聞いたことがあるのでは？
ところでこのファミリアの「デニムバッグ（通称・ファミかばん）」、であるが、神戸では有名私立女子校の指定サブバッグだったりと、女子中高校生が持っている印象が強い。
ただこれ、事情を知らない東京の成人男性からすると「なんで女子高生が幼稚園のバッグ持ってんの？」という感想を抱くに違いない。
確かに、女の子やくまちゃんがあしらわれた独特のデザインは、どう考えても小学校低学年くらいまでくらいだ。（私が子供の頃でさえ、なんだかダサいと思っていた・・・）
ちなみにファミリア大好き（自称）の私だが、かのデニムバッグのデザイン（毎年季節ごとに数点の新作がでる）で、「かわいい！ほしい」となるのは、10個に１つくらい？（って本当にファミリア好きなのか・・？）
人気のデザインは、即完売となることもあり、再販はないので稀少性が高い。フリマアプリなどで、プレミアのついた値段で取り引きしていることもしばしば。
手刺繍のバッグのデザインは、誰がどう見てもちょっともっさりしているのだが、見慣れてくるとそこがまたいい！となってくるのがファミリアマジックだろうか？
ファミリアおなじみの白いくま。
ファミちゃんとリアちゃんの昭和感あふれるキャラクターももなかなかのもの！
そのかわらなさはある意味、時代には迎合しない、変わらずよいものを作り続けるという、
ファミリアの信念が伺える。
ところでこの「デニムバッグ」、合皮強化と持ち手の修理交換もでき、手仕事がすばらしいとはいえ、お値段約1万円！
一万円……。
デニムバッグ購入を目的に（そのとき値段は知らなかった）、ファミリアのお店に出向くも、思わず別のバッグを購入。（でもこちらとて、お高い！6500円くらい？）
↑大容量、ナイロン製でとっても丈夫。赤ちゃんグッズをいれてママバッグ風に活用！（大人が持ったっていいよね・・・きっといいはず！）
リンゴとくまちゃんの刺繍を見ていると不思議とテンションＵＰ！
幼児である娘も、デニムバッグの価値はわかるはずもなく、商品を見せるも「うーん、あんまりほしくない」とのこと。（時期的に、このときイケてるデザインは残っていなかった）
また、お手ごろ価格（とはいえ1700円ほど）のレッスンバッグも購入。この２つは娘もお気に入りのデザイン。くまちゃんがかわいいとのこと。（幼き頃の私より見る目がありそうだ！）
裏側も可愛い。おけいこバッグとして活躍中
まだビニールに入ったまま。こちらも裏側まで可愛いデザイン！
バイエルの楽譜が入る大きさ。
こちら２点は、白っぽくて使うのを躊躇しそうだが（貧乏性）、防汚加工というのをしてあるので、ほこりやよごれに強いとのこと。さすがはファミリア。そういうかゆいところに手が届くところが好き！
ファミリアで購入したものは、買ったときは「高っ ！」とのけぞることも多いが、使えば使うほど良さがでてくることが多い。（また、モノによっては他のメーカーとそんなに値段がかわらないものも。だが、とっても丈夫だ！）
ほかのメーカーではすぐほつれたり、壊れたりするところがとにかく強い！
ものが悪くならない！
きっと適正価格とはファミリアのことをいうのだと思う。
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というわけで、現在私はおそらく11月ごろに発売となる、デニムバッグの新作（春夏モデル）を心待ちにしている。ここで気に入るデザインがでてくれば、購入するつもり。
できれば女の子ではなく、くまちゃんだけのデザインがいいのだが、どうなっているんでしょう？ファミリアさん！！
期待に胸を膨らます私だが、もし、娘たちが「このかばん、いらない」となったときどうなってしまうのだろう。
ちなみに、デニムバッグを女子中高生が持っているのは神戸周辺のみで、京都や大阪の女子高生は普段使いしていない（たぶん）。
さすがにアラフォーの私がもつには厳しいデニムバッグ。
買ったはいいが、我が家の宝として、ビニールをかぶったまましまわれてしまうのか・・・、はたまた、とんでもない年月を経て、私の孫の代になって日の目を見ることがあるのか・・・、
それはまた今後お伝えしたい。