おんがくなかよしコースのレッスンってどんな感じ?
レッスンは狭いスペースに、ぎちぎちに並べられたエレクトーンがある部屋で行われた。エレクトーンは7台くらいあり、満員?の7人の受講生(とその母親)がいた。
エレクトーンの椅子に子供がすわり、隣のパイプ椅子に母親が座る感じ。とっても狭い!
受付のお姉さんはダンスしたり、みんなで歌ったりすると説明してくれたがそんなスペースあるのだろうか、という疑問が頭をよぎった。
5月からスタートのおんがくなかよしコースに入った長女だったが、年少ということもあり、はじめは教室で静かに座っていることも出来ない状態だった。(ほかのお子さんも似たような感じ)
そんな状態なので、レッスンはエレクトーン(ピアノ)を弾くというより、みんなで歌ったり、鈴を鳴らしたり、カスタネットを使ってリズムをとったり、前に集まって(一番前にピアノがあってその場所にあつまるのだが、子供がひしめき合ってなんだか危ない感じ)ダンスしたり……、絵本でお話を聞いたり……。
内容は悪くないが、教室が狭すぎてそれがいつも気になっていた。これで施設費千円って!!!
先生は手馴れた感じで、子供たちがいろんなことを言っても上手にレッスンをすすめてくれる。褒め上手なので娘も楽しく歌ったり踊ったりしていた。
数ヶ月に一度「クラスコンサート」というものがあり、クラスのみんなの前でマイクを持って、生徒一人一人が歌を歌うのも楽しかったみたいだ。
しかし、うちの子は気にならないようだったが、前に出て一人で歌うことに抵抗があるお子さんは泣いてしまってなかなか前に出てこなかったり……。
そしてエレクトーンを触ることはあったが、グーで鍵盤を叩くのみ。ピアノを弾く、という感じでは全然なかった。音楽のリトミック教室、といったほうが正しいかも。
レッスン自体は楽しく「ドレミ」で歌を歌ったりするものの、「こんなので音感つくの??」と疑問に思うこともあった。
↑レッスンでは宿題が出たりする。工作したり、絵を描いたりしてくる。忘れたりしても、先生に怒られることもない。
3月の発表会は絶対?
そんなこんなでレッスンが進んでいたが、ちょうど年明けに先生から「3月に発表会があります!」とのこと。幼児から小学生までの大規模な発表会らしい。
しかも出るのが前提、みたいで話が進んでいく。そして年明けからは、発表会の曲の練習ばかり!!
理由があれば発表会を辞退することもできそうだが、なにしろ発表会の練習ばかりなので、出ない生徒にはレッスン自体がつまらないだろうと思う。
「おんがくなかよしコース」の子供は、ウッドブロックのような楽器の演奏(といえるのだろうか?)、と歌の2曲。あと、発表会の最後にみんなで歌う曲の練習。
そして、子供が小さいため保護者までステージに上がらなければならない。(子供を抱き上げるとかの役割は一応ある)
服装は親子コーデ(親子でペアルック)を指定された。
そして、参加費がDVD込みで8000円。うーん、高いような気がするんだけど……。
そのほか練習用のCDなどで100円程度を徴収されたような気がする。
発表会の場所も不便なところで、小さい子供を連れての往復はとても大変だった。ステージに立つという経験はとてもいいものだと思うのだけれど……。
幼児科への進学面談は圧迫面接みたい!!!
そして、3月……。おんがくなかよしコースから、幼児科に進む面談が行われた。これも、なぜか有無を言わさず……。
そして、面談参加者は子供、保護者、先生、そしてなぜか教室の事務の男性!
「もちろん幼児科へは進まれますよね??」みたいな感じで、強引に話が進んでいく。当時辞めるつもりはなかったので問題はなかったが、ここで「辞めます」とは言えない雰囲気。気の弱い人だったら、辞めるつもりでも断れないだろうと思う。
長女にも「楽しいよね?続けるよね?」と事務の男性がしきりに聞いてくる。ここで「やめる」といえる子供なんているのだろうか……?
というわけで5月から始まる「幼児科」に当たり前のように進まされた私たち親子だったが、この「幼児科」では費用面でもますます??な出費が増えていくのだった。