妊娠について、経験者が語る真実!(3)壮絶なつわりを経ていえること

重度のつわりを経験した私・・・

妊娠してこれほどつらい目にあうなんて!
待ちに待った妊娠!明るく楽しいマタニティライフを思い描いていた私だったが、いきなり恐ろしい現実に直面する。

そう、それはつわり。
なんとなく噂では知っていた。つらいけどちょっとの間だし、だれもが通る道だし!と甘く考えていた私。
だが、私は・・・・
周りに私よりひどい症状の人がいない!!っていうくらいの重度のつわり。
(しかも、二回とも。)
長女の時も散々な目にあったが、
「二人目は軽いよー」という話をくつがえす壮絶ぶり。
ええ、二人目のほうがずっとずっと重かった。

どんな感じかというと、6週目ころから、吐き気(たまに吐く。ピザなど脂っこいものなど食べられない)
7週目からグロッキー状態。水も飲めない(飲んでも噴水のように吐く)。何も食べられない。動けない。

そう、まるで「ノロウィルスにかかって一番ひどい状態(下痢はないけど)」
2か月以上、エンドレスに続く!!
まさに、地獄絵図・・・・

点滴・・・、そして入院へ

長女の時は、本当に我慢できなくなったら病院で点滴してもらっていた。仕事は一ヶ月以上お休みして、家で寝て、吐いて吐いて吐いて・・・・吐いての繰り返し。

でも5か月を過ぎたころからだんだん回復していった。仕事に復帰し、9か月まで無理なく仕事もつづけた。(しかし、出産まで吐き気は続き、肉や魚はずっと食べられなかった)
そして出産後もまだ吐き気はあり、吐き気止めの点滴をしてもらって、翌日のお昼にようやく長いつわりから解放された・・・・。

だが、次女の時は水分も取れず、どんどん弱っていって、体重も激減!「このままじゃ持たない!!!」と判断。
病院の先生に頼んで入院!(七週目から)
点滴すると、吐き気は変わらないが、水分や栄養が体に入るので体が少しだけ楽になる。
でも食べられないことには変わりないので、何か食べてみては吐いて、ぐったりして点滴して・・・・
これが二か月半続いた。家族には大迷惑をかけたが、なにしろ何もできない状態だし、その時は意識がもうろうとして何も考えられなかった。(記憶もあまりない)
点滴で命をつないでいる状態。だが、そんな中でもお腹の中の次女はいたって元気であり、順調に成長していった。(衰弱する母の体からも栄養をとって、しっかり大きくなっていた)

イチゴ=神??

そのなかでもなんとか食べられたのは「イチゴ」。
イチゴは吐いても体へのダメージが少ない気がして、気軽に口に入れることができた。イチゴがあったおかげで私は救われたのだ!!

そして、いろいろなものを食べては吐いてを繰り返していた。(なぜか食べたいという気持ちだけはなくならない私・・・)

退院したいが、点滴がないと体がもたず、なんと入院すること2か月半!(私もここまで入院が長引くなんて思いもしなかった)
まわりにもつわりでここまで長く入院した人はいないから、私はよほど酷い体質だったといえるだろう。

しかしそんな絶望的状況も5か月を過ぎたあたりから、「少しだけ」ましになってきた。先生いわく、5か月をすぎたあたりから「妊娠悪阻」という病名は正式に使えなくなってくる?とか??

日常生活が送れるようになったのは六ヶ月を過ぎてから!

周りのつわりがひどかった人によると、やはり遅くとも6か月くらいには、何も食べられないなどのあまりにもひどい状況は改善されることが多いそう。

わたしも6か月にはまあなんとか、人間らしい生活ができるようになっていた。退院して、仕事にも復帰し、パンや野菜、果物、ヨーグルトなどは食べられるようになってきた。(でも吐いてるし、食べられないものは多かったが)吐かないで過ごせる日もでてきた。(しかし吐き気は常にある状態)

そして、出産当日もやはり吐いていたし(陣痛で吐き気が誘発!?)、産後もやはり吐き気は残っていた。いろんなネット情報では、出産と同時に吐き気が嘘のようにおさまる!!と書いてあったが、私の場合、産後もしばらく吐き気が続いた・・・。

産後もあまりに吐き気がひどく、夜中じゅう吐いていたせいか、「後陣痛」が感じられなかったほど!!!
それがいいのかわるいのかはわからないが、吐き気止めの点滴をしてもらって、1日半後にようやく長い長いつわりから解放された・・・・。

恐ろしいほどのつわりだったが、一つだけよかったことがあるとすれば「産後にとっても元気になる!!」ということ。
出産後に24時間体制の赤ちゃんのお世話でつかれきってしまうママが多い中、私だけは「やっと何でも食べられるーーーー!!!!」とおいしいものをもりもり食べて急速に体力を回復。つらい妊娠から解放されたことからもあり、新生児のお世話なんてあのつわりに比べたら天国だわ!!!というハイテンション!
「なんでそんなにポジティブで元気なの!??」と驚かれたことも。
とにかく壮絶だった私のつわり体験であった。

次回は「ひどすぎるつわりを経験した私が教えるつわり対策」をお話しします!

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