今回は、釜山で起きたエンジントラブルと、抜港によるオンボードクレジット付与のお話です!
さて、翌日どうなったのか・・・!?
さて、次の日。
朝目が覚めるとそこは佐世保・・・・
じゃない!!!
なんと船はまだ韓国・釜山にいるのだった!
まだなおってないのかーい!(怒)
船内放送によると、「まだ原因調査中。また放送でお知らせします」とのこと。
結局、昨夜から何も状況が変わってない。
外に出られない乗客で、ビンゴ大会大盛況!
しかも、もっと悪いことに、船は釜山に停泊したまま、私たち乗客は外に出ることも出来ないらしい
(何か良くわからないが、法律のため?海外だから?)
全員が乗っている状態なので、船はどこに行っても混雑していた。
レストランもいっぱい!
そんな中、ビンゴ大会が大盛況!(ビンゴ用紙を購入して参加。2000円くらいかかる)
しかし、私は気づいてしまった。これ、どうやったって、船が大もうけする仕組み・・・・。
でも当たってるひともちゃんといましたよ。
そして、佐世保抜港という事態に!
こんなところで、缶詰になってしまった私たち。
もしかして、このまま動かなかったら韓国解散なんて事態になるのかも?
小さい子どももいるので、そんなことになったらすごいストレスである。
しかし、福岡で解散させられた経験があるだけに、不安でいっぱいになる。
そして、船内放送が!
「佐世保への入港は取りやめて、直接宮崎に向かいます」とのこと!
寄港地を飛ばして、つぎの寄港地へと向かうこと、これを抜港というらしい。
な、なんと悪夢再び!
コスタネオロマンチカって、いつもなにかトラブルが起きている気がする。
だが、われわれの願いが通じたのか、船は午後になって、何事もなかったかのように動き出したのだった。
よかった・・・・。
オンボードクレジットって何?
しかし、楽しみにしていた佐世保をスキップされてしまったのだ。
台風などの自然災害ならともかく、エンジントラブルなんてあきらめもつかない!
乗客たちもぷんぷんしている。
そんななか、「お詫びのしるしとして、乗客一人当たり100ドル返金しまーす」とのお知らせ。
だが、しかし、この制度、乗客全員に、百ドル札一枚ずつくれる、とかそんなものではない。
クレジットカードに後日100ドルずつ返金してくれるというものでもない。
乗船中のみ有効な、船の中でのみ使用できる100ドルを支給してくれるというものなのだ。オンボードクレジットというらしい。
(船の一日あたりのチップなども、こちらで相殺してくれる)
なので、下船までに使い切ってしまわなければいけないのである!
残ったとしても一ドルたりとも返金してくれないのである!
オフィスデスクで聞くと、年齢にかかわらず、すべての人に100ドルずつくれるということらしい。
なんと、無料で乗っている子ども二人にも100ドルずつくれるというのだ。
(コスタは、大人二人で、13歳以下のお子様無料・・・船内チップや、船にかかわる税金などは必要)
それはちょっとお得かも!
と佐世保にいけなかった悔しさを、一瞬忘れるがめつい私。
一家4人で急に400ドルを手にした私たち。
会計書を打ち出したところ、すべての船内チップやらなにやらを差し引いても、100ドル以上あまってしまう計算に。
さっそく、船内ショップでバッグやら靴やらを物色したのだった。(日本国内で買うよりアメリカブランドなどは格安。フェラガモや化粧品なども割安・・・高いけど。)
釜山では下船しなかったくせに、船に缶詰にされてこりた私は、宮崎での下船がとても楽しみになっていたのだった。